プリセレ終了

いや〜、終わった。
プリンセス小夜曲完全コンプリートだ!


ストーリー展開知ってても、かなり楽しめますな。


遥香「やはり、文章だけより絵、曲、効果音、そしてボイスが組み合わせると
   全然雰囲気が違ってきますね」


うむ。
と言うか、あちらこちらにヤバげな単語を混ぜてたのだが…。
それを活かしまくる声優さん、むしろ広野大地。


遥香「愛を取り戻せ〜♪」


某団体に訴えられないことを切に願う。


遥香「兄さんの書いたシナリオ、いろんな所にネタが潜んでますよね」


主にキン肉マンネタと、ジョジョネタは俺が差し込んだ。


遥香「ビッグ・ボンバーズとか分かる人にしか分かりませんから…」


しかし、全編通してプレイしてみて分かったのだが…。


遥香「はい?」


俺が関わったシナリオ、死亡率が鬼のように上がるな?
人であれ魔物であれ、死にすぎだろ氷雨シナリオ。


遥香「確かにプロット以上に殺しましたね」


ちなみにネタバレになるので、誰がどう死ぬとかは言えませんが…。
全ルート通しての死亡率は


ユイシス編>>>>>>シャロット編=リーナ編>セルフィ編


こんな感じ?


遥香「ユイシス編とそれ以下の差って一体…」


あくまで、死亡描写がある部分でのだけどね。
多分、実際に描写はないが死んでる数だけならセルフィ編が多いはず。


遥香「死んだ死んでないの話しより、もっと有意義なお話を」


そうだな。
もう発売してるし、ある程度までは書けるからな。
ネタバレに触れないレベルでの製作秘話とでも行きましょうか!


さすがに後半の話はネタバレになるので中盤まであたりでのお話。
まずは全キャラ中もっとも関わったのが、ユイシスお姉ちゃん。


遥香「兄さん、一番好みなのはシャロットなのでは?」


好みで作業は出来ないからな。
まあ、シャロットはユイシスの次に多く関わってるけどな。
ユイシスに至ってはエロシーン大半、個別ルート、その他諸々と色々やったので思い入れは深い。
最初のうちは、一番上だったのにいつの間にか選択肢ですら一番下の扱いになってしまった人。
おっぱいデカすぎと乳スキーからも罵られ、聖職者じゃなくて性職者だろうと言われ…。


遥香「それは兄さんが言いだしたんです」


………。
それでも健気に義弟を犯す立派なお姉ちゃん。


遥香「義弟を犯してる時点で、立派じゃないです」


最初の設定では、たしかアルにエッチを教える為に連れてこられるはずだったのに…。
いつの間にか、教える為のエッチが命を繋ぐ為のモノに!
故にエロシーンの発言が、微妙に辻褄が合ってません。


遥香「気付いてたなら直してください!」


いや、エロシーンが先に発注されたからね。
途中から設定が微調整されると対応出来んのじゃよ。
俺も本編プレイしてみて気付いたし…。
いろんなところで矛盾やら、おかしい発言があるよ。


それと、残念な事が一つ…。


遥香「なんですか?」


着エロが着エロじゃなくなっとる!


遥香「は、はぁあ…」


折角のあえて下着のまま巨乳を犯すと言うシーンが!


遥香「意味の分からない趣味です」


個人的には半脱ぎでもよかったが?


遥香「もう好きにしてください」


次に一番関わったのが、さっきも言いましたがシャロットたん。


遥香「やっぱり、お気に入りは金髪つるぺたツンデレツインテールなんだ」


多分、俺が一番使ったキャラはシャロットであろう。
その次にセルフィ…。


遥香「どんな使いどころだったのかが、想像が付きますね」


何せシャロットは俺の好きな戦闘シーンで大活躍ですから!
無駄に凝った戦闘描写の時のシャロットは、ほぼ俺が書いてるといって過言ではない。
そして、そんな戦闘シーンのかけ声、苦痛の声、奇声(?)を、大波こなみさんが熱演。
まさに俺の理想とした戦場の乙女がここに完成したのです!


遥香「兄さん、かけ声とか苦痛の声はともかく、奇声ってなんですか?」


書いてる本人が勢い任せで、適当に文字を並べた声にならない声、だな。
普通かけ声っていうと、「とりゃ〜」とか「せいや〜」とかが一般的だが…。
死と隣り合わせの際に、律儀にそんな言葉を発せさせるのもどうかと思った俺は…。


通常時→はぁあ、たぁああ! やぁあああ!
奇声時→へやぁああ、うがぁああああ、うわぁあああああぁあああああああッ!


遥香「………。うがぁー」


イっちゃったシャロットたんを頑張って演じてくれた大波こなみさんに感謝!


遥香「っていうより、イかせすぎです。あれじゃ人間じゃなくて野生の動物…」


そんな大波こなみさんですがもっと凄かったのがダメージ系ボイス。
個人的に苦痛系セリフでよく「っ痛!」ってのを使うのだが…。
これ、「っいた!」ではなく「っつう!」と読むのが、俺の中では正解。
なので、一応そう読むようにテキストの方に読み方を書いておきました。
そのシーンでの大波こなみさんのセリフは…


「っつ#%ぐ&$が*!!?」


遥香「文字で表現出来ない声?!」


凄すぎるよ!
普通にそのまま素直に「っつう!」と読むより痛そうだ!?
感動した!?
そんな大波こなみさんのシャロットたん萌え!!?


遥香「さすが金髪つるぺたツンデレツインテール


これに妹属性が付いたらさらに完璧だな!


遥香「完璧超人になってしまいます!」


さてある意味本命。
次は俺がやりすぎた所為で、メインヒロインを喰ったメイドのカレン。


遥香「そこでサブキャラに飛ぶんですか…」


気が向いたらカレンメインのSSでも書くか。
それくらいお気に入りなのだ。


当初、なぜか中盤の途中で終盤の個別ルートのプロットが先に来たために、
「はて、カレン? 誰ですか? 春日かれん?(違」
という状況になっていたという。
上に問い詰め、性格、口調等のデータを貰いちょっとだけ書く。
その時は、ただのちょい役だと思っていた…。


しかし、個別ルートを終え、中盤へと戻った際である。
ついにカレン登場。
プロットを見ると、なんと天然系メイド!
天然系大好きッ子の俺は、その時CGすら出ていなかったカレンに萌えたのである。
そして…。
やりすぎた。
既に本編をプレイした方ならば分かるだろう。
はっちゃけすぎた…。
リーナを喰っちゃった(いろんな意味で)


遥香「リーナってメインヒロインですよね? そ、それを喰ったサブキャラって…」


元々天然コンビのお姫様とそのお付きのメイドなので、セットで出る事が多いのだが…。
その所為で、リーナ以上の天然ぶりを発揮し、喰いまくるという暴挙。


本人はリーナの方が天然だといっているが、リーナの方はどちらかというとただの知識不足。
お城での軟禁に近い扱われ方の所為で世間を知らないだけのリーナ。
しかし、カレンは世間は知ってるし、何故か処女なのにそっちの知識も豊富。
リーナが耳年増なのは、ほぼカレンの所為でしょう。
いわば、カレンのコピーがリーナともいえるのだ。
天然に物事を教えられた所為で、天然として育ったリーナ。
カレン2号。
ちなみに、カレンがリーナ付きのメイドになったのは、アルがいなくなった5年前の後。
ほんの5年足らずで、それまでの10年近い年月によって得たものを崩壊させ、天然姫にクラスチェンジさせたカレン。
おそるべし、エトロマスの青い牙。
伊達に家事云百段の腕前ではない。


注)
カレンの家事の段位は、正確にはスカウターでも測定できません!
スカウターが壊れてやがる!」


遥香「そもそも家事に段位がある時点でおかしいです」


さて、サブキャラに突入したのでついでにミディアの事も語ろう。


遥香「ついでですか…」


ミディアに関しては、序盤から登場してるので性格付けは敢えてせず、そのまま活用させてもらった。
お陰でかなり楽だった。
更には、プロットに書かれている以上にお馬鹿っぽくしたりして遊んだり…。
「馬鹿だけど、笑えるけど強い」はビクトリーム様ネタです。


遥香「そ、そんなネタまで挟んでいたとは…」


まあな。
まあ、ポケモンネタよりは危なくないと思うぞ?


遥香ポケモンネタは危険すぎです」


お馬鹿で真っ直ぐなミディアに吉川華生さんの声がマッチしてて良かったと思うのだ。
最初、キャストを見て「おじょくみの睦子か〜、合うかも〜」と思っていたのだが、
実際に聞いたら、想像以上にいい味を出していて、感動した。


遥香「ですね。ミスキャストとは言わせないわ」


何でそこでガラスの仮面ネタ…。


おまけドラマの方も書いたのですが、時期が時期だった所為か簡単なプロットしかなく。
ほとんどのテキストはこっちで足しまくることに…。
しかし、ミディアは使いやすいがらそれほど難しくなかったので助かった。
しかも相方はシャロット。
これほど、俺と相性のいいコンビはない。
個人的に楽しみながら書けました。


ちなみにゲハハ笑いの男が悪人なのは、FEネタです。
山賊系キャラはみんなゲハハ言うのだ。


遥香「ベーコンレタスタイガーは?」


あれは思い付きだ。


さて、今度はキャラではなくてゲームを買いに行った時の話でもしようか。


遥香「はい?」


いや、俺がいつもいってる大須のコムロードなのだが…。
店の横にポスター貼るスペースがあるのさ。
今までの緑茶作品は小さいポスターすら貼られていなかったのだが…。
なんと!


遥香「なんと?」


デカポスターが貼ってあった!
俺の野望は幾つかあるのだが…。
そのうちの一つに、俺の作品がああいう公の場でデカデカと公表させたいってのもあったのだよ。
デモベのデカポスターを見ながら誓ったのさ。
俺もいつか、ここに自分の作品を飾るぜ!と…。
それが遂に、間接的にだが叶ったのだ!?
思わず、その場でサイン会を開きそうになったぜ。


遥香「開かないでください!」


でじちぇの時にまりなさんに自分が書いたシナリオを演じて欲しいってのを、間接的に叶えたし…。
なかなかいい感じで野望をこなしていっているぞ。
今度は完全に俺メインの作品でデカポスターを飾るぜ!


遥香「そういえば、コムロードの人もまさかライターが自ら買いに来てるとは夢にも思わないですよね」


だな。
暇だったら、売れるのを見て行こうかと思ったが、他にも行くところがあったからやめといた。
その代わり、俺の前で会計してた人がいっぱいエロゲー買ってる中にプリンセス小夜曲も入ってたぞ。
思わず、レジの前で握手会を開きそうになったぜ。


遥香「だから、開かないでください!」


そんなこんなで、プリンセス小夜曲発売中です!


遥香「兄さんにギャラには響きませんが、買ってもらえると嬉しいです」