ガンオケ緑 1周目 4月

ガンオケ4月の開始である。


4月になり飛行幻獣の絶対数が一気に上がる。
白の場合、対空戦車で笑えるくらい撃墜出来たが、緑はそうも行かない。
何が問題って、そりゃ…。


遥香「森、ですね」


ああ、森だ。
歩兵や動物兵器にとっては身を隠す有利な地形だ。
しかし、戦車や人型戦車にとっては進行出来ない厄介な地形なんだ。


遥香「でも、相手が飛行型では歩兵はいい的です」


その上、源は相棒を失って烈火で頑張ってるから、格好の的だ。
面白いくらいロックに狙われる。
そこでだ。


遥香「ついに機関銃解禁ですね!」


こいつがないと、空の敵に牽制できん。
何故だか、竜造寺が金の延べ棒をプレゼントしてくれたから金なら腐るほどなるぞ。
よって、小口径の弾を2000発ほど追加。
撃って撃って、撃ちまくれ!


遥香「兄さん、99式軽機関銃が故障しました」


なんやてっ!!!


さすが、整備技能0の源。
故障判定が厳しいぜ。
なんとか勝利したが、損害が酷い。
衛生兵の雪子が長期入院だ。
牧原兄が戻ってこないと、3人で戦うことになる。
ここは、待機休養で凌ごう。
ついでに、ウォードレスと武器を陳情する。
一気に発言力がなくなったが、今後の為の消費だ。


遥香「牧原さんが退院してきました」


よし、これで最低限の戦力は確保だ。
その代わり、治療ができないな。


遥香「どうせ、治療できないのなら車両を使っては?」


確かに、それがいいかもな。
ちょうど、動物兵器たちも疲弊してるし、完全回復まで車両で頑張るか!
と、いうわけで、牧原兄を突撃兵から砲撃兵に変更、対空戦車に乗せる。
英吏は警戒車で頑張ってもらおう。


遥香「源さんは烈火で、竜造寺さんは?」


ヤツは狙撃兵だ。
回避優先で静寂を着せる。
遠距離攻撃メインだから動物兵器も疲弊してないしな。
空の敵は、牧原兄と竜造寺にまかせ、源と英吏で囮兼地上敵の掃討。


遥香「兄さん、目標撃破の指令が来ました」


うは、これ探すの面倒なんだよな。
って、うみかぜゾンビとロックがいっぱい来た!
英吏とツーマンセルを組んで敵をかき集める。
上空の敵は牧原兄が主力で殲滅して行く。
源は逃げながら、機関銃と青竜刀を切り替えながらグレーターデーモンの群れを殲滅。
そうこうやってるうちに、また故障する機関銃。


遥香「機関銃に恨まれてるんですか?」


さあ?
あの後、整備を3にしたんだが、どうも壊れまくる。
相当運が悪いらしい。
まあいい。
補給車を牧原兄に付けて、常に弾薬補給。
撃破しては移動、撃破しては移動を繰り返す。
しかし、ほとんどが森な今回のエリアでは戦車はキツイ。
クィーンが復活してなかったら、英吏も身動きできないところだった。


遥香「それより、兄さん。気の所為かさっきからレーザーとは別の攻撃が…」


殺人ウィルスじゃないか。
どこから来てる?
多分、そいつが今回の目標のはず。
一瞬、グレーターデーモンの背後の方に、別の名前が出る。
一瞬過ぎて、正確な位置は把握できない。
だが、このまままっすぐのようだ。
とりあえず、どのタイプの敵かを見てこないと…。
英吏はロックと交戦中だ。
ここは源が自ら見にいくしかない。
幻視3の源なら、ある程度近付けば目視できるようになる。


遥香「また攻撃されてます」


それがかえってチャンスだ。
攻撃を受けると見敵率が上がるからな。
ようやく、目標確認。
って、ペンタぁあああああ!!!


遥香「ペンタ第五世代……幻獣側についた人間……裏切り者の登場ですか」


地上敵なのは助かる。
あの位置からだと、戦車では相当遠回りせざるを得ないからな。
このままタイマンに持ち込むぜ!


遥香「って、青竜刀強ッ! 一撃で致命部位が半分削れましたよ!」


むしろ、源が強すぎるんだ。
この時点で、器用さ230、運動力205だぞ?
まず相手の攻撃当たらないし、こっちの攻撃は7割近く命中だ。
その上、白兵3+青竜刀だ。
ペンタ3撃で撃沈!


遥香「大勝です! って、発言力6000オーバー!?」


グレーターデーモン殺りまくったからな。
とはいえ、こっちの被害もかなりものだ。
対空戦車が破棄、機関銃破棄、クィーン重傷、熱線砲破棄。
陳情で、装備整えたら3000近くまで消費したぞ。


遥香「無傷の勝利はないという、いい証拠ですね」


何故だか、対空戦車がまた支給された。
上層部の人、これでもっと戦えってことですか?


遥香「次は、防衛です!」


動物兵器がダメージ受けまくったため、英吏は警戒車で出撃。
牧原兄は例によって、対空戦車。
そして徒歩な源と竜造寺。


遥香「兄さん、開始早々拠点が20%破壊されました」


あきらかに、あの左上の方にある拠点だよな?
あんなとこ狙われたら、到着する前に全部破壊されるぞ!


遥香「言ってる傍から撤退命令です」


何もやってません!
上層部! これはどう言うことだ、上層部!?


遥香「納得のいかない大敗です」


まあ、戦況が下がるのはともかく、難易度も下がるから助かるが…。
確かに納得はいかんな。
防衛拠点が既に敵の攻撃範囲に入ってちゃ、対処できん。


遥香「そして帰って来る雪子さん」


これで体勢は完全に万全だな!
お、遂に雷電の幼生が繭になったぞ!
もう少しで成体になるぞ。


遥香「4月も後半になって、空の敵だけでなく地上敵も強くなって来ました」


ヴィーグルが出てきたな。
あとバジリスクコボルト
しっかし、ロック速いな。
全然、照準出来ないじゃん。
対空戦車に無駄弾撃たせるわけにはいかないから、源が機関銃で足止めする。
段々、緑の戦闘に慣れてきたぞ。
白は地形利用といったら、建物を壁に使ったりくらいしかなかったが緑は違う。
森やら、山やらを利用する。
森に入って来れない大型幻獣を森から襲撃。
照準するのが難しい空の敵は、山に昇れば目の前で狙撃可能。
地形を理解し、それを利用する。
まさに山岳戦闘の醍醐味である。
ここまで慣れるともっと戦闘したくなるな。
よほど、整備状態が悪くない限りは、休養は使わずにいくとしよう。


遥香「そして5月へ…」


ついに来たな。
後はここを生き延びるだけだ。
そんな感じで、次回に続く!