マジカライドクリア完了

そんなわけで、マジカライドクリアしましたよ?
といっても、アクションパートのハードルートとか、やってないけどね。
一部エリアが、俺がプレイした環境と違う部分がいくつかあったね。


遥香「今回は、随分とすんなりとラスボス倒せましたね」


30回以上死ねば、嫌でも体が慣れるって。
もっとも、慣れたからといってどうにもならんのが、取り巻きの配置がランダムで変わる事だが。
下手に囲まれたら、抜け出そうと頑張るよりやり直した方が早いぜ。


遥香「さて、ストーリー系はネタバレになるので、無理として、
   何か今の段階でも発言可能なお話しはありますか?」


各キャラ、声が入ったことで、雰囲気が大きく変わったってことで、
全キャラの俺なりの感想でも書こうか。


まず、何と言ってもヒロイン、如月巴弥。
安玖深音さんの声が入り、やる気はないがノリツッコミは激しい巴弥の言動が、
かなりいい方向で強化されて実に良い。
初めの方の、本当にやる気ない雰囲気から、後半に向けての巴弥の成長が、
自分のイメージ以上のものに仕上がり、まさに「如月巴弥」に息を吹きこんでくれた、
といった感じでしょうか?
魔法少女として、一人の女の子として、揺れる感情をこれ以上ないほどに表現されていたので、
個人的にも大満足な感じです。


次は主人公、ロック&ラビトン。
ロックの時のクールっぽさとラビトンの時のアホっぽさ。
この二面を演じ分けてくれた梅小路ピンポンさんの、演技力に脱帽?
特にラビトンの時のヘンタイくさい声を、ここまで熱演(?)してくれるとは思わず、
完成品を見て、ある種の感動が芽生えた。
イキイキしたラビトンが完成されたのも、ピンポンさんの熱演のお陰と言えよう。
まさに俺が書いたラビトンが、120%以上引きだされた?
フルではないとはいえ、主人公に声が入ったのは緑茶では初、ということで、
ある意味、今後への影響を期待してしまうのは俺だけですか?


謎の転校生、カナデ・ラスォート。
不思議系少女のカナデは、基本的に小声で喋る感じなのですが、
五行なずなさんが、まさにそれを完璧に再現してくれた。
ただし、その為、デフォの音量だと聞き取り辛いという(苦笑)
なので、最初にBGMの音量を70%くらいに下げておくといいかも。
普段、ボソボソ喋る娘なので、時折感情的になると、ちょっと強気な声、
というのもあるわけだが、それすらも、大きくなりすぎず、あくまでもカナデらしく。
ここまで、感情を抑えた感じの演技は逆に難しいだろうに、
よく演じきって下さいました、と賞賛したい。
チョコパンとクリームパンへの愛情もひしひしと…。


パンツの人、葛原亜里砂。
で、パンツの人。
もとい、敵の諜報員、亜里砂。
あなたは神ですか? いいえ、青山ゆかりです。
そんな感じ?
最初、亜里砂のキャラ設定では、あそこまでバカじゃなかった。
基本の亜里砂に、俺が下拵えしたモノを、青山ゆかりさんが昇華した。
そうとしか言えん。
青山ゆかりあっての今のパンツ、もとい亜里砂がいるのだ。
何せ、俺がテキストにちょろっと、このシーンは方言っぽい感じで演じて欲しい、
というメモ書きをそのまま再現しきった演技力。
俺の書いたエセ方言がそれだけで、神の領域に到達した。
実際、エセもエセで、色んなとこの方言が混ざってる変な文章なんだけど、
ゆかりマジックで、本当にありそうな方言になってたからな。
どんな感じかは、本編でお確かめ下さい。


主人公の弟子、コトナ。
ドジっ娘メガネなコトナだが、これまた松田理沙さんのぽやぽやボイスで、
これまた見事なドジッ娘に。
コトナも元々は真面目系キャラだったはずが、南極行きになった所為で、
ただのアホキャラに。
当初、コトナと亜里砂は犬猿の仲的なポジションだったが、
いつの間にか、そういうのが消えていて、でも俺がその設定をサルベージし、
気が合うのか、合わないのか良くわからないコンビ、という立ち位置に。
故に、コトナは亜里砂だけ様じゃなくてさん付けで呼んでいると言う。
その辺のお話も、本編を見てみると実に愉快です。
前半殆ど出番がないというのに、何故か最初から居たかの様に錯覚する。
そんなお前、いきなり馴染みすぎだろ、的なコトナであった。
亜里砂の方が出番では多いはずなのに、亜里砂とセットでいることが多い所為で、
何故だか、いっぱい登場してるようなイメージがついてるんだよな。


俺の嫁、美里さん。
誰が何と言おうと、美里さん。
非日常の中での日常を強くイメージさせる存在。
なのに、その言動の所為で、どちらかというと非日常側じゃねえか、という。
井村屋ほのかさんの声で、ちょっとはっちゃけたメイドさんなので、
緑茶だとカレンを想像するかもしれませんが、
カレンより、ちょっと砕けた感じが強い為、TH2のイルファっぽい感じ?
まあ、俺もちょうどTH2ADやってた時期と重なったりしてたから、
ちょっとそういうイメージが滲み出てるかも。
もっとも、俺流アレンジの所為で、美里さんはステキカスタマイズされまくり。
当初の予定では、美里さん、あそこまではっちゃけたキャラじゃなかったんだよね。
計算気味な天然は元のままだけどさ。
二話で登場時から書きはじめて、三話の時点ではエースキラーになっていた。
きっと、巴弥が安玖深音さんによって強化されなかったら、間違いなくヒロイン食われてたな。
個人的に井村屋ほのかさんには、このままみるさんのように常連化してほしいです。
お願い☆緑茶のエライ人!


クラスメイト、香織&幸司。
何故一緒くたにしてるかって、面倒だから!
もとい、この二人はセットでいいでしょ。
片恋いのときもセット化してたし。
香織は日常、主に学校内でのツッコミ担当。
幸司は、ラビトンが表立って活動出来ないため、学校内でのエロス担当。
ちなみに、プロットで出番がないところにも無理矢理捻じ込みました。
学校のシーンは、非日常の中の日常を演出する重要シーンなので。
多分、プロットのままだと、ちょっと淡白なシーンがあったと思う。
あと香織は最初ボクっ子じゃなかった。
それと幸司のハゲネタは、一話のプロットにしかないんだよ、ホントは。
それを使い続ける俺。
例によって、みるさんと芦久比剥巳さんの絡みがナイスすぎる。
というか、踏まれてるシーンとか、登場した瞬間蹴り飛ばされる幸司が不憫でならない。
や、俺が書いたんだけど、こうじ繋がりなんで、ねえ?


三姉妹、アンダンテ、カンタービレ、ヴァージナル。
実はこの三人、当初、ただの色違いだった。
でも俺が書いたキャラの所為か、灰汁が出てきたので、
一人一人完全に別の立ち絵が用意された模様。
何せワガママで独裁なアンダンテ、空気読めないカンタービレ、自分勝手で子供っぽいヴァージナル。
灰汁が強くなるよな。
それぞれがイメージ通りなキャスティング。
というか、ヴァージナルが木村あやかさんで、見た目があれなので殆どルサルカって、
前にも言った気もするが、子供っぽさが強く滲み出てたから、ルサルカっぽくはならなかったね。
でも、それがいい方向に働いて良かったと、俺は思うわけです。
そういえば、俺が知ってる限りお姉ちゃんな木村あやかキャラって珍しいのでは?
容姿はどう見ても、一番下だが。
泣き始めると、泣きやませるのは四女の仕事だが。
四女に諭される三女だが。
で、次女カンタービレは、海原エレナさん。
キャストを知った時、実際、アンダンテやヴァージナルほどイメージが沸かなかった。
元々、色んなタイプのキャラを演じられる方なので、
どういう感じになるかが想像出来なかったんだな。
それが蓋を開けてみれば、ちょっとクールで、好戦的だが、空気読めないドジっぽいカンタービレ
という意味不明すぎるキャラをここまで引き立たせてくれました。
もう今ではカンタービレ海原エレナさんというイメージが完全に定着するほどに。
最後に、長女アンダンテ。
敵キャラ、お色気、お姉様、これ以上ないほどに北都南キャラでしょう。
当初、脳内CVではカナデが北都南さんだったわけですが、
なるほど、アンダンテを演じるのはやはりこの人しかないというわけですね、ということで納得。
プレイしてみて、声を聞いても、やはりしっくり来る。
「おーーーーっほっほっほっ、以下略」のシーンとか、緩急が上手すぎる。
しかし、三姉妹、緑茶じゃなきゃ成り立たないギャグ系の敵だよな。
普通、敵組織の幹部が、あんなノリなゲームやアニメ、まずないから…。
つか、本気で、あのままラストに突入したらどうしようかと。


謎の人、ヴィクター。
や、全面的に話すとネタバレになるが、どうしても言いたいので。
まあ、キャラ名はOPで出てるしいいだろうと。
どてら4号さん、はっちゃけすぎだ!
E×Eの影臣のイメージしかないもんで、そのノリで進めてたら、
ちょ! どてらさん! ノリノリすぎ! つかやりすぎ!
確かに補足メモでこういう演技にして欲しいとは書いたんだ。
書いたとも、だが、まさか完成品がこんなことになるとは!!
いえ、いい意味でですよ?


遥香「そんな感じで、マジカライド、発売中です。
   よろしければ、お手にとって見て下さいね」


次回作は、魔法のメイド☆まじかるみさと、です。


遥香「そんな予定はありませんから!!」