マジカライドのちょいネタ

本編に関わるような発言は、まあ、精々一ヶ月前後は様子見として。
他のちょっとしたネタでも書こうかと。


遥香「ちょっとしたネタというか、補足?」


知っておくと得をする?マジカライドの裏設定コーナー!


とりあえず初めに、マジカライド世界における魔術体系について。
主要キャラがどういう系統の魔法を使っているか、っていうそういうの。


まず、ロック。
コイツがまた、複雑。
プリンセス小夜曲の世界、セレナーデ式の魔法と、
地球における魔術、さらに科学を融合させたハイブリット。
基本的なものはセレナーデ式の魔法だが、応用系はこのハイブリット式の魔法。
得意技は超至近距離からの砲撃、零距離砲。
魔法使いとしてはイレギュラーな、動く砲台。
脚で翻弄しつつ、懐に飛び込むのが基本戦術。


ハイブリット技術を使用し、魔法の杖の開発、魔法服の開発を組織で行なっていた。
巴弥のアレスタント、コトナのエクター・ド・マリスもロックが作った杖。
なので、ロックのトリストラムを含めてこの3つはハイブリット式の杖になっている。


次に巴弥。
基本は地球の魔術になるのだが、アレスタントがハイブリット型なので、
どちらかといえば、ハイブリット式。
ロックが教えたスリープショットも、セレナーデ式の魔法を地球用アレンジされたもの。
本来は、魔力の霧で眠気を誘う魔法だが、魔力弾に睡眠効果を付与して発射させるようにした。
故に効果は単体に制限されるが、眠りの効果を魔力弾として圧縮しているため濃密で、レジストされにくい。
ルーキーの巴弥がニコニコ獣を簡単に眠らせられるのは、術式の完成度が高いため。
勿論、巴弥自身の魔法使い適正が非常に高いことも要因の一つ。


次にコトナ。
系統でいえば、巴弥同様ハイブリットなのだが、若干違う。
コトナの魔法使い適正は最低値で、地球の並の魔法使いよりも2ランクほど低い。
ぶっちゃけ、エクター・ド・マリスがなければ、魔法は使えない。
ロックがコトナには魔力がないという発言があるが、これは例の矛盾。*1
正確には、魔力自体はある。
これは一般人でも一応は備わっているため。
コトナの総魔力量は、ロックに鍛えられたお陰で一般人の3倍はある。
ただし、それを使えるかという話になると別になる。
一般人と魔法使いの差は、己の魔力を感じ取れ、それを消費し魔術式を編み出せるか、という違い。
コトナにはコレができない。
ちなみに総魔力量だけなら、巴弥よりコトナの方が上。
その証拠に、巴弥は初めてスリープショットを使った際、自身の魔力キャパを速攻で使い果たした。
しかし、コトナはロックの三重詠唱による広範囲ライティングの魔力消費に耐え切っている。


パンツ、もとい亜里砂。
ぶっちゃけ、魔法なんて使えません。
亜里砂のニコニコ門召喚は、マジックアイテムによる使い切り効果。
マジックアイテム「コモンニコニコキー」は、誰にでもニコニコ門を呼べる術式が組み込まれている。
ただし、小型化する為に、術式そのものも1回使い切りとなっている。
ニコニコキーは、それぞれ、コモン、アンコモン、マスターの三種類が存在する。
コモンキーは、一種のスペアキーで、原理は魔法の素と同じ。
特定座標に繋がったニコニコ門を召喚出来る。
亜里砂が最初空から落ちてきたのはその所為。
というか、クリフォト側が地球に設置してある座標は大半が上空。
これは侵攻時に空からの物量作戦を展開し易くするため。
アンコモンキーは、コモンキーより若干性能が良く、使用時に座標を変更することが出来る。
亜里砂が強襲時に使用したのはこっち。
マスターキーは、非常に優秀で、使い切りではなくなっている。
ただし、その分メンテナンスが必要となっている。
メンテナンスを怠り、過剰に使い続ければ、術式が灼き切れ、使い物にならなくなる。


クリフォト側。
三姉妹を含めて、クリフォト側の魔術体系は特異。
正確に言えば、魔術ではなく、技術。
ニコニコ空間には、未知のエネルギーが存在し、これを自分たちの扱い易いエネルギーに変換し、利用している。
ニコニコ獣もその際に生み出された実験体。
ニコニコ空間の至る場所で放置され、野生化しているものも多い。
三姉妹たちが着ている服も、巴弥の魔法服同様にかなり高度な防御術式が編み込まれている。
ただし、ロックが作ったものとは違い、完全にデジタル化した術式を打ち込んである。
その為、量産性は高い。
にも関わらず、亜里砂には一着しか支給されなかった。
二着目以降は金が取られるとか取られないとか…。


魔術体系については、これくらいか?
大半、元の設定にない、シナリオからの補足なんだが。


遥香氷雨設定ってヤツです」


じゃあ、次はニコニコ空間について。
ニコニコ空間はもともと、ただの虚数空間だったが、発見者により、今の形に変容した。
未設定エリアと呼ばれる部分と、いくつかの区画にわけられたエリアによって構成されている。
全エリアの管理権は発見者であるエリアマスターのみが持ち、
エリアマスターの委譲によって、エリアキーパーが各エリアを管理することを許される。
中枢エリアのエリアキーパーは、三姉妹たち。
他にも彼女ら一人一人が、区分した専用エリアがある。
特にカンタービレがカスタマイズした監禁エリアは、特殊なマスターキーのみで行き来出来る。
そのうちの一つにKY71エリアが存在する。
ちなみにKY71が、空気読めない、と読めるのはきっと気の所為である。


遥香「いえ、明らかに狙ってますよね?」


とりあえず、ついでに本編中に登場する専門用語系。


〜クラスについて、
基本的に、力量を大まかに分類するもの。
なのはの魔導師ランクみたいなやつ。
上から順に、マスタークラス、ワールドクラス、エキスパートクラス、ルーキー。


マスタークラスは、あれだ、アデプト・メジャーとかそういうレベル?
上位存在一歩手前の強さ。
もっとも、マスタークラスといってもピンキリですよ。
魔王級エミュレイターだって、上位と下位の差は激しいじゃないですか!


ワールドクラスは、世界レベル。
所謂、伝説の勇者とか、そういう強さの人たち。
ロックはこの域。
この人たちを雇うと、報酬もワールドクラス取られるらしい。


エキスパートクラス。
中級者レベル。ルーキーよりは強いが、世界レベルではない。
NPCで登場すると間違いなくやられ役。
ただし、中年キャラの場合は、熟練補正で死亡フラグを回避したりする。


ルーキー。
新米、新人、いろいろある。
大抵の魔法少女モノの主人公は、誰もがルーキー。
巴弥もルーキーちゃんと罵迦にされたことが…。


番外、エリアキーパークラス。
ニコニコ空間のエリアを管理する大型ニコニコ獣のこと。
ちなみにあくまでも“クラス”なので、必ずしもエリアキーパーではない。
ようするに、エリアキーパークラスのニコニコ獣とは、
エリアキーパー相当の力を持ったニコニコ獣、という意味。
亜里砂が使うと、亜里砂補正で弱くなるらしい。
むしろ、亜里砂が呼び出したニコニコ獣で、ちゃんと亜里砂が従えたのはジュンちゃんしかいない。


遥香「亜里砂さん、なんて不憫な」


個人的に、戦闘員時代の亜里砂を描いた番外編とか面白い気が。
そして、魔法のメイド☆まじかるみさともよろしく。


遥香「もう、自分で勝手に作って下さい」

*1:以前、日記で書いた収録後に発見した矛盾。