例の計画

例の計画は順調に進み、メインとなるお話は完成。
今回、媒体はノベルとなる予定なので、この一編だけでは少々厚みが足らんぞ、
ってなわけで、本編でやれなかった巴弥とロックのイチャコラでも書こうか、
ってことになりました。


遥香「イチャコラって、謎すぎる単語ですよね」


だがしかし、完成した例の計画の方を文庫サイズで計算したら、
60ページくらいしかないという。
イチャコラ入れて、120ページ弱くらい?
挿絵含んでも、ペラいぞ!
最低でも200弱はないと、文庫サイズになったとき、見栄えが…。


遥香「ペラい分、単価を下げればいいんですよ」


その辺は俺の仕事じゃねえです。
とりあえず、イチャコラ書いて、余裕があったら、もう一編くらい足そうか。
そうすれば60+60+60=180で、多少文庫らしく。


遥香「折角ですからさらにもう一編くらい追加して、四編の短編集にした方が」


ぶっちゃけ、その辺りを考えるのもまた、俺の仕事じゃねえ。
上の了解が得られれば、だな。
個人的に、本編で書けなかった、ロックの子供時代とかの過去編を書いてみたいんだよ。
組織に救出されてからの生活、コトナとの出会い、父親の死の顛末とかな。
あと、本編中、不憫な扱いでしかなかったコトナの、ランダムジャンプ後の大(珍?)冒険のお話とか。


遥香「一瞬、ちょっと面白そうとか、思ってしまいました」


7発分ストックされていたはずのリインフォースを4発も使わざるを得ない状況とは如何に!


遥香「や、それは煽りすぎです」


さて、妄想はこれくらいにして、確定(?)なお話の方をしましょうか。
とりあえず、挿絵の方はREIさんが自ら担当してくれそうな感じ?
なので、例の計画用に新たな杖のデザインが必要になったので、REIさんの負担を減らす為に、
俺がちょろちょろと描いて見た。
こういう設定絵とか描くの好きなんだよ。
専門時代も、よく企画書とかで、人物よりも武器系の設定が鬼のように。


遥香「そこでついたあだ名が素晴らしい武器職人」


何処の鈴木さんだよ!


遥香「違いました。兄さんのあだ名は、エロファイターでした」


そんな名で呼ばれた記憶はまったくない。


遥香「や、でも、課題の絵とか絵コンテとかアニメーションの原画とか、全部、エロシーンでした」


アニメ担当の先生に、「ちょ、おまっ!」と言わせたのは後にも先にも俺だけだ。


つか、脱線してる。
ま、そんな感じで、杖デザインを描いてたら、何かどんどんトンデモ杖になっていく。
杖の名前も、他のシリーズにちなんで円卓系ですよ。
ちなみに、裏設定っていうか、初期設定では、カナデと亜里砂にも杖があって、
それぞれ、カナデの杖はガラハッド、亜里砂の杖はコンスタンチンという設定だった。


遥香「2とか来たら、新キャラでランスロットを持った裏切りキャラとか登場するんですね」


敵キャラで、ウィザードオブラウンズとか出るんだよ、きっと。


遥香「どこまで本気なんですか、それ?」


少なくとも、円卓名の杖、全部登場とかはやりたい気もする。


で、話を戻すが、この新しい杖は、本編で示唆していた、
電力を魔力に変換して動くハイブリット杖の試作機という設定です。
巴弥たちの杖は、ロックが地球に来てから開発した魔法と科学のハイブリット型ではあるが、
あくまでもメインとなるシステムは魔法の力で動いている。
が、この試作機はコトナのように魔力適性が低い、もしくは皆無な人間でも容易に扱えるよう、
電気をエネルギーとして、魔力に変換し、それを使って魔法を発動するタイプの科学メインの杖。
その量産機開発の為の試作機が、アノ人に預けられて〜、というお話ですが、
別にそんなクソ真面目な内容じゃないですよ。
ご安心下さい。


遥香マジカライドにシリアスを求めても…」


で、短編の方でも語られてない、いくつかのギミックが備わっており、
それについては、このノベルが販売されたら続きを語ろうではないか。
これ出たら、SRCの次回作でマジカライド参戦させる際に、
カナデたちの杖と一緒に登場させたいと思ってたり。
ぶっちゃけ、亜里砂が今のデータのままだと、戦力にならないんだよね。


遥香「格闘しか攻撃方法のないメインキャラなんて始めて見ました」